新築の家を建てる、中古の住宅を購入するなど、いずれの場合でも住宅にまつわる購入費用はいつか払い終えます。一方で、光熱費はずっと払い続けなければいけないもの。できるのであれば、光熱費を抑えられる家に暮らせたら嬉しいですよね。ここでは「光熱費を抑えてエコに暮らしたい」という方におすすめの「太陽光発電×オール電化×蓄電池」の住宅についてご紹介します。
お得でクリーンなオール電化住宅
まず、家庭で必要なすべてのエネルギーを電力でまかなうオール電化住宅についてご紹介します。
オール電化住宅だけでも節約効果は大きく、電気とガスを併用する従来の住宅と比べると、ケースによっては年間10万円、10年間でなんと100万円もの差が生まれることもあります。
また、オール電化であるIHクッキングヒーターは火を使わないため、二酸化炭素の排出量が削減できてとてもエコ。さらに最近では煙や匂いを分解する「プラチナ(白金)除煙※1」「パラジウム触媒※2」などの最新の設備や機能を搭載したグリル調理機も普及しているため、グリルで調理していても空気が汚れることはありません。
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※1 プラチナ(白金)除煙
貴金属であるプラチナを、その活性の高さから触媒として利用し、パラジウム触媒と同様、煙やにおいを水と二酸化炭素に分解します。 プラチナは化学的に非常に安定しており、酸化しにくいことから、装飾品としても広く利用されています。また自動車などの排気浄化にも使用されます。
※2 パラジウム触媒
自動車の排気浄化や水素の精製などに使われている触媒のひとつで、魚などの煙やにおいを、二酸化炭素と水に分解する働きがあります。パラジウムは貴金属に分類される、毒性が低い金属です。そのため金や銀とともに歯科治療用の「銀歯」の材料として用いられています。
太陽光発電との組み合わせで光熱費を大幅にカット
とてもお得なオール電化住宅ですが、太陽光発電システムと組み合わせれば、光熱費の削減効果は大幅にアップします。
各電力会社のお得な電気料金プランやオール電化割引※を活用しながら、電気料金が割高になる昼間は太陽光発電で使用電力をまかない、電気料金が安くなる夜間は電気給湯器「エコキュート」を活用してお湯を貯める。このようなオール電化住宅と太陽光発電の相乗効果によって、なんと最大約89%もの光熱費の削減が期待できます。
※ 一部電力会社のみ
光熱費いらずの暮らしも可能? 蓄電池搭載住宅。
オール電化、太陽光発電システムがもたらす節電効果。そこに蓄電池を加えれば、その効果は一気に高まります。電気料金が安くなる深夜帯に充電した蓄電池を昼間の電力に使う、という方法だけでも節電効果はありますが、昼間の太陽光発電システムで発電して余った電気を貯めておいて夜間に使用すれば光熱費の削減効果は絶大。極論、太陽光発電システムで発電した電気だけで、昼間も夜間も必要な電力をまかなうことができれば、光熱費はかかりません。また、そのような経済的なメリットのほか、災害時の非常用電源としても使えることも蓄電池ならではの価値と言えるでしょう。
もちろんご家庭に設置された太陽電池モジュールの容量や、オール電化導入の有無によって節電効果は異なりますので、気になる方は省エネドットコムまでお問い合わせください。
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まとめ
環境に優しく、大幅な光熱費の節約にもつながる、オール電化と太陽光発電の組み合わせ。最大80%もの光熱費削減は、やはり魅力的です。これから家を建てようと考えている方だけではなく、今の住宅のままでも「光熱費を少しでも削減したい」と考えている方も検討してみてはいかがでしょうか。