寒い冬の朝、エコキュートが突然お湯を貯めなくなったり給湯ができなくなると、とても困りますよね。実は、これは多くの家庭でよく起きるトラブルです。 原因をしっかり特定して適切に対処すれば、問題をより早く解決できるかもしれません。本記事では、エコキュートのお湯が貯まらない原因とその対処法について説明します。

エコキュートが動かないときに確認するポイント

エコキュートのお湯が貯まらないとき、すぐに故障と決めつける前に、いくつか確認すべきポイントがあります。ここではよくある原因とその対処法をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 設定ミス

エコキュートの設定ミスは意外と多いトラブルの原因です。沸き上げ設定やタイマー設定、省エネ設定などが間違っていたり、設定が抜けていたりすると、お湯が正常に貯まらないことがあります。

対処法:取扱説明書を確認し、沸き上げやタイマーの設定が正しいか見直しましょう。これで設定ミスに気づくことができるかもしれません。


2. 夜間のお湯の使いすぎ

夜間にお湯を使いすぎると、貯湯タンク内のお湯が足りなくなることがあります。例えば、長時間のシャワーや浴槽の使用が多かった場合や、家族全員が同時にお湯を使った場合、洗濯機でお湯を使った場合など、 特に寒い季節には沸き上げに時間がかかることがあります。

対処法:夜間の使用量を減らすように工夫しましょう。また、沸き上げ時間を調整して、必要な時間に十分なお湯が確保できるようにするのも効果的です。


3. 停電・ブレーカーが落ちている

沸き上げ中に停電が発生すると、沸き上げが中断されます。 停電後にブレーカーが落ちたままの場合もあります。

対処法:停電後にエコキュートが正常に復帰したか、分電盤を確認してブレーカーが落ちていないかをチェックしてください。ブレーカーが落ちていたら、手動で再び上げてみてください。


4. 凍結している

寒冷地では、保温材が劣化していたり、配管に水が溜まっている状態で外気温が氷点下になると、配管内の水が凍結することがあります。

対処法:保温材の状態を定期的に点検し、必要に応じて交換しましょう。また、凍結防止ヒーターの設置や凍結予防運転を利用すると効果的です。凍結防止ヒーターの電源を確保するために外部コンセントを増設する場合は、専門の業者に依頼してください。


5. 水漏れしている

貯湯タンクや配管からの水漏れが原因でお湯が貯まらないことがあります。この場合は物理的な故障の可能性が高いです。

対処法:水漏れが疑われる場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。早めの対処がさらなる被害の拡大を防ぎます。


6. 部品の故障

温度センサーやヒートポンプなど、部品自体が故障していることも考えられます。 このような場合、家庭での対処は難しいです。

対処法: 故障の可能性がある場合は、速やかに業者に修理を依頼してください。温度センサーやヒートポンプの修理には専門的な知識が必要です。

故障した場合の対応と買い替えの検討

故障が確認されたり修理が難しい場合には、買い替えを検討するのも一つの手です。 特に凍結や水漏れが頻繁に起こる場合は、古い機種から新しい省エネタイプに買い替えることで、電気代の節約にもつながります。

最新機種は、省エネ性能の向上に加え、タンクの保温性能が強化されているものやヒートポンプの効率がさらに良くなっているものもあります。 これにより、ランニングコストの削減や、より短時間での効率的な給湯が期待できます。また、スマートフォンと連携して遠隔操作が可能なモデルや、夜間の電力使用を自動で調整する機能がある機種もあり、より便利で環境に優しい生活が実現できます。

買い替えの際には省エネドットコムにご相談ください

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