「停電時の電力供給を効率的に行える蓄電池が欲しい」…そんな方には、太陽光発電との連携はもちろん、クルマからも給電できるトヨタの住宅用蓄電池「おうち給電システム」がおすすめです。ここでは、その特長やスペックについてご紹介します。
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トヨタの高度な電池技術が活かされた住宅用蓄電池
トヨタが長年のクルマづくりで培ってきた高度な技術やノウハウを駆使し、災害・電力問題への対策として開発した「おうち給電システム」。住まいに必要な電気をさまざまな角度からカバーできる、画期的な住宅用蓄電池です。
最大の注目ポイントは、太陽光パネルだけでなく電気自動車との連携も可能な蓄電池であること。付属の専用ケーブルを用いて電気自動車等※の100Vコンセントから給電を行うことができ、愛車を住宅のバックアップ電源としても活用できます。
※BEV(電気自動車).HEV(ハイブリッド車).PHEV(プラグインハイブリッド車).FCEV(燃料電池車)
停電時も太陽光パネル・電気自動車等との連携で電気を供給できる
「おうち給電システム」を備えていれば、災害などによる停電時でも家全体に電力を供給可能。太陽光パネルとの連携によって各時間帯のニーズに合った電力を供給できるほか、電気自動車等に備えた電気を自宅へと給電することもできるため、長時間の停電であってもいつも通りの暮らしが叶います。
選べる4つの運転モードで賢く電気をやりくり可能
「おうち給電システム」にはノーマルモード・節エネモード・スマートモード・蓄電モードの4つの運転モードが搭載されており、各住宅のライフスタイルや目的に合った方法で賢く電気をやりくりできます。
ノーマルモード
日中に太陽光発電でつくった電気はすべて売電し、割安な深夜に蓄えた電力を昼間や曇りの時間帯などに使用する、売電優先のモード
節エネモード
日中に太陽光発電でつくった電気を夜間に使用することで、電力会社からの買電量を抑えるモード
スマートモード
割安な深夜電力を充電して早朝に使用し、日中に太陽光発電で充電した電気を夜に使用するダブル充電モード(4つのモードの中で最も買電量を抑えられる)
蓄電モード
太陽光発電と電力会社の併用によって常に満充電状態で待機し、突然の停電時に備える蓄電モード
20種類以上のトヨタ車に対応
「おうち給電システム」に対応している車種は、なんと20種類以上。基本的にトヨタのEV(電気自動車等)やPEV(プラグ・イン・ハイブリッドカー)を所有している方ならスムーズに活用できるほか、クルマの新規購入時・買い替え時に多彩な選択肢があることもうれしいポイントです。
対応車種(2023年9月時点)については下記ページのラインナップをご確認ください。
※おうち給電に接続可能なのは非常時給電対象車種のみとなります
https://toyota.jp/kyuden/
スマホアプリでスマートに管理できる
「おうち給電システム」の専用アプリをスマホ端末にダウンロードしておけば、発電量や消費電力、電池残量をリアルタイムで確認可能。さらに電気の自給率や売電量、買電量を「日」「月」「累計」の3パターンで把握できるだけでなく、過去の履歴もグラフでチェックできるなど、電気の流れをスマートに管理できます。
おうちの外観やライフスタイルにフィットするデザイン
自宅の玄関先等に設置する蓄電池ユニットは、ボディの薄さにこだわったシンプル&スタイリッシュなデザイン。あらゆるテイストの外観やライフスタイルへスムーズにフィットすることも、「おうち給電システム」ならではの魅力です。
製品情報
商品名 | おうち給電システム |
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定格容量 | 8.7kWh |
最大出力 | 5.5kW |
動作温度 | -20℃~+45℃ ※自立運転・車両給電アダプタ使用時は-20℃~+40℃ |
寸法・重量 (L×W×H) |
・ハイブリッドパワーコンディショナ:445×198×698mm/33kg ・DCDC コンバータ:337×92.4×429mm/9.0kg ・蓄電池ユニット:1142×341×432mm/142kg ・車両給電アダプタ:372×140×532mm/9.0kg |
設置場所 | 屋外 |
まとめ
太陽光パネルや電気自動車等との給電連携によって、多角的に住まいの電力をバックアップできるトヨタの住宅用蓄電池「おうち給電システム」。エネルギーの自給自足でエコな暮らしを送りたい方、万が一の長期停電時にも不安なく過ごしたい方は、ぜひご覧ください